Thermo Fisher Scientificでは、Salesforce®ユーザーの90%がWalkMeを活用しており、導入後はSalesforce®関連のサポートチケットが20%減少しました。「WalkMeは、ユーザーが自分で答えを見つけられるようにガイドし、チケット数を減らしてくれます。その分、より重要な業務に時間を割けるようになるのです。」— ジャコムッツィ氏
WalkMeのアプリ内リソースによって、時間のかかる対面トレーニングセッションを置き換えることができ、CRMチームメンバー1人あたり週3〜4時間の削減を実現しました。
従業員の生産性も向上しています。画面上のセルフヘルプサポートを活用することで、従来のジョブエイド、ウェビナー、ワークショップを利用する場合に比べ、1日あたり2〜3時間の時間短縮につながっています。
さらに、WalkMeは営業担当者との社内コミュニケーションにも変革をもたらしました。「一部のユーザーは、頻繁に機能更新が行われていることを知らなかったのですが、WalkMeが画面上に新機能を直接表示することで、どのような更新があり、それが自分の業務にどう関係するかを即座に理解できるようになりました。」 — ジャコムッツィ氏
また、入力データの不一致や命名ルールの不備を防ぐWalkMeの検証機能により、導入から6か月で3,000件以上の入力エラーを防止しました。「商談名の命名規則に関するSmartTipは、これまで構築したどのプロセスよりも多く利用されています。ユーザーがその場ですぐ修正できるため、多くの時間とストレスを削減できました。」
さらにジャコムッツィ氏は次のように強調します。
「最も重要なのは、ITチームに依頼して修正を構想・開発・展開してもらうまで数か月待つ必要がないという点です。WalkMeを使えば、数時間でソリューションを構築・展開できます。特にパンデミック下ではこのスピードが極めて重要でした。COVID関連の商談を記録する際に特定の命名規則を促すシンプルかつ効果的なソリューションを展開し、関連ドキュメントの精度を2,000%向上させることができたのです。」
WalkMeにより、Thermo Fisherは迅速かつ柔軟に対応できる体制を確立。重要な局面でも、より効果的なソリューションを短期間で構築し、組織全体を支援できるようになりました。
同社は今後、Salesforce®上でのWalkMe活用を他の部門にも拡大する計画であり、Salesforce® Lightningへの移行においてもWalkMeが重要な役割を果たす予定です。